中島智靖 / 枯色線紋 空洞酒呑み ’24 リズミカルな器 ぐい呑み 酒器

京都市内に工房を構える中島智靖さんの 空洞酒呑み です。

サイズ：φ6.5～7.0cm × 高さ6.0cm程度
※おおよその大きさです。

上げ底の要領で中空の構造になったぐい呑み。オブジェのような存在感がありますが、持ったときの軽やかさが良い意味でギャップがあります。Aは見込みに綺麗なブルーの釉溜まりが、Bはメタリックな渋い質感です。中島さんの作品の中でもレアな逸品。

枯色線紋と名付けられた独特の枯れた質感に、フリーハンドで施されたリズミカルな線紋が軽やかに踊ります。線紋は針のような陶芸道具で引っかいて描いた後にベースとは異なる泥を埋めた一種の象嵌のような技法で表現されています。完全に埋まりきってはおらず、カサカサして凸凹感のある手触りがとても楽しく、撫でさすりたくなる作品です。表面は泥化粧＋焼締めの仕上げですが、内側はダークでメタリックな釉薬が流してあり染み込みもなく日常的に便利にお使い頂けます。内外の色のコントラストも素敵です。

陶芸家としてのキャリアはまだ駆け出しと言って良いほどの中島さんですが、今後の躍進が期待される気鋭の作家と目しています。

中島氏の他の作品はこちらから。

【ご注意事項】

・手仕事によるものですので、大きさや色合い、模様の出方などには個体差がございます。

・作品によっては、貫入と呼ばれる微細なヒビのような模様やごく小さなピンホールなどもございます。

・上記のような作家ものの器の特性をご理解頂いた上でのご購入をお願い致します。

・店頭でも販売しておりますので、万一売り違いによって欠品してしまった際はご注文をキャンセルさせていただく場合がございます。